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カプコンに一言!
 
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→ ロックマンDASH → 鬼武者 → ビューティフルジョー → ガチャフォース
 
 
 
YOUさん

ロックマンファンを始めてから約6年目の事。
世間はもうプレイステーションブームの真っ只中で時代は3Dという雰囲気でした。
私は一つのある不安を抱いていました。それはこの流れでいけば、
自分の好きなロックマンも3Dゲームとなって姿を変えてしまうのではないか?と。
まあ、今思えばとても飛び越え過ぎな考えだったなと笑ってしまうのですが
当時は真剣にこんな事を考えていました(笑

そんな気持ちでいたある日。友人がよく買っていたあるゲーム情報誌を
みせてくれたときの事でした。ロックマンの情報が載っていると友人が
雑誌を見せてくたので雑誌に目をやったのです。僕は驚きました。
そこに掲載されていたのは紛れも無く、今話題の3Dゲームであり
自分の中にあるロックマン像はキャラクターのデザインや名前に僅かに残っているだけでした。

もう残念な気持ちが先立ってしまって、少し目を通しただけで
雑誌を閉じ、ただただ納得いかない気持ちだけが込み上げたのでした。
その時はもう横スクロールのロックマンに関しては
半ば諦め気味だったような気がします。

ロックマンDASH発売日当日。とあるゲームショップ。
そこのアクションゲームコーナーにいるんです。
言わずともお解りだと思いますが、そうです。私がです(汗
まあアレです。ファンというものはですね、ヤッパリ気になってしまうんです。
そして、色々と悩んだ挙句、「挑戦だ」とか意味のわからない言葉で
自分を説得しながらレジでお金を払い、殆ど物が入っていない
学校のカバンにソフトを入れてDASHで我が家に帰還したわけでございます。

待ってましたといわんばかりに口を開けていたPSにソフトをセットし
電源を入れてゲームを開始。そのまましばらくテレビ画面を眺めていると...。
聞こえてきました。波の音。見えてきました。壮大でどこまでも続く青い海が。
テレビ画面は小さかったのですがその先に広がる壮大な世界。
壮大な冒険を確かに感じさせてくれる素晴らしいオープニングだったと
今でもその時の気持ちは鮮明に蘇ります。その時はもう早くゲームを
始めたいという気持ちが先行していて、不安どころではなくなっていました。(笑

それからというもの学校から帰ってきては一人で無心でプレイに没頭したり、
あの時雑誌をみせてくれた友人とDASHの話をしたりしました。
本当に楽しかったです。あれから何年も経ちますが、今では私の中でも
DASHシリーズは立派なロックマンファミリーであり、中でも一番好きなシリーズになりました。
しっかりと今も自分の部屋にあるロックマン専用のゲーム棚に一緒に並べています。

 

>河野さんから一言!

ロックマンといえば、熱烈ファンが沢山支持してくれている
カプコンの看板ゲームですから
正直、変えることにはかなりのプレッシャーがありました。
当時もっとも言われたことは、
いままでのロックマンとゲーム性が違う…でした。
一部の人には、プレイヤーをポリゴンにして、
横スクロールでプレイさせればいいと
言われたりしましたが…私としては、せっかく3Dになるんだから、
3Dが一番強いところ… そして新しいところ「臨場感」を
メインにもっていくのがいいと考え、そうしました。
ゲームを作っていて一番質問されることは、
「このゲームの売りは?」ということなんですが
私は「臨場感です!」と答えていました。
通じない人には、まったく通じなかったな…。

 

>石原さんから一言!

ロックマンが3Dになることへの不安はとてもよく解ります。
安易に流行に乗ろうとしているだけにも見えるし、ゲームとして大ざっぱに
なってしまいそうな悪い予感もする。
最初の最初の企画書では、ほんとにいままでのロックマンを3D化しただけの
ような内容でした。それを長ーい時間を掛けて練って練って、3Dでしかも
ストーリーのあるアクションRPGとして相応しい(と考える)アレンジを、
ひたすら加えて煮詰めていったのがロックマンDASHです。
パッと見は全然別物ですが、ひとつの正当進化でもあるんですね。
とはいえやはり別物は別物なので「別物だけどこれはこれで楽しい」と
言って頂ければそれでいいと思います。

 

>種田さんから一言!

僕が入社した前後にPlayStationのタイトルの開発が本格化し、
3Dゲームが徐々に作られ始めていました。
学生時代に3DCGの勉強をしていたこともあって、
家庭用ゲーム機で3Dゲームができる時代の到来に嬉々としたものです。
しかし、ゲームの制作に携わるようになって思ったのは、
2Dも3Dも表現手段でしかなく、
ゲームの本当の面白さはもっと別にあると言うことでした。
もちろん、3Dになることで、盛り込める要素が広がったのは確かです。
河野さんの言う「臨場感」もそうですね。
僕にとってのロックマンDASHシリーズの面白さは、
キャラクターでありストーリーであり、それらを最大限に活かせる操作感と
広いフィールドかなぁと思っています。
あと小ネタもね。
『ロックマン』と言う冠を頂きながらも、新しい要素をたくさん盛り込んで自由に
作っていけたので、とても楽しいゲーム制作でした。
(いや、当時はとっても大変だったんですけどね。思い出が美化されてる?)
河野さんがプレッシャーを感じてる横で、
僕たちは好き放題やらせてもらっていたわけです。

 
kiroさん
自分がロックマンDASHに会ったのは小学生頃だと思います。
最初このゲームを見た時は凄いグラフィックだな、といった感動でいっぱいでした。
初期のプレイステーションであれまでの映像、表現をされて
ロックマンDASH製作者の方々を尊敬したことを今でも覚えています。

このゲームで気に入ってる点は沢山あります。例えば特殊武器、この特殊武器を
作るにもどこにその材料があるかわからず色々なダンジョンを何時間も
歩き回ったものです。どうしてもわからなかったものは雑誌で調べたりもしました。
中には条件を満たさなければ手に入らない材料などもあり、かなり辛かったです。 
(あ、その後、このおかげで本当に漢検受かったりしました^^) 
またこの特殊武器を強化するにもかなりな額のお金が必要でこの為だけに
必死にリーバード等を倒したり、と、遊び所が多くいつまでも楽しめました。

他にも気に入ってる所はシステム、個々のキャラクターの個性、
所々にあるミニゲーム、等色々あるのですが、中でもその「ストーリーの広大さ」が
良かったです。ロックマンDASH、そしてDASH2にかけて大いなる遺産を求めていく
ロック達。このストーリーがとても面白く以前にもまして惹かれ、
自分自身このようなゲームの製作スタッフの一員となりたいと思うようになりました。
今は大学で勉強中ですが、将来、自分もこんなすばらしいゲームを作るスタッフの
一人になれればいいなと考えています。

 

>河野さんから一言!

凄いグラフィックだと思っていただけましたか。ありがとうございます。
当時、新しく出たハードということでかなり攻めたんですが…その分、
グラフィックに皺寄せがいってしまったなと…思っていたんですが、
そういっていただけますと救われます。
最近会社に入ってきた新人さんの中にもDASHファンだった人がいたりして
嬉しいような照れくさいような…

 

>石原さんから一言!

グラフィックについては裏話のほうで語ることにしましょう。
DASHの楽しい仕掛けのひとつに、ものを調べた時のメッセージがあります。
チーム内では”調べるメッセージ”と呼ばれていました。
いくら背景が作り込まれていても「とくになにもない」ばかりじゃ味気ないし、
物の存在感も出ない。もちろんゲームによってはかえって
鬱陶しくなんですが、目の前にあるものすべてに対するロックの気持ちや
感想を知ることができるって嬉しいですよね。
個人的に一番好きなのはDASH2のフラッター号内のメッセージ。

頭がおかしいんじゃないかと思えるくらいのその細かさと量とサービス精神は、
今もロックマンエグゼに受け継がれています。

 

>種田さんから一言!

DASHシリーズは、ライトユーザーからヘビーユーザーまで、
様々な人たちに 楽しんでもらえるようになっています。
アクションが苦手な人でも時間をかけて
装備を強化して行けば楽にクリアできるし、
アクションが得意で普通のレベルじゃ
物足りない人には「むずかしい」モードを用意してあります。
これらは、ゲームの 雰囲気や面白さとは別の部分ではありますが、
とても重要なことだと思います。
ストーリーを楽しむも良し、隠されたアイテム探しや
やりこみ要素にハマるも良し。
DASHシリーズを楽しんでくれたみなさんの中から、
未来の素晴らしいゲームクリエイターが生まれるとしたら、
こんなに喜ばしいことはないですね。
…でも、ゲーム業界は想像以上にしんどいですよ〜?
もちろんやり甲斐はありますけど、それ相応の覚悟はしておきましょう。

 
みどりこさん

DASHは私が初めて買ったCAPCOMのゲームでした。ロックマンという存在は
周りからちらほら聞こえていたのですが、マンガやゲームに親の目が
厳しい環境だったため、「なにそれ?」状態でした。だから、存在を初めて
知ったのは本屋さんで立ち読みしたゲーム雑誌で、多分ゲーム画面を
見たのだと思います。ああ、一目惚れとはこのことですね。

広大な草原と綺麗な青空と、なんだかヘンな生き物?(リーバード)に、
心奪われました。なんだこりゃ。この世界は何だ?ロック君のイラストと写真が
載っていました。なんかカッコいい、決意溢れる表情で、うーん、これも
一目惚れなのでしょう(笑)アクションゲームもほとんどしたことない人間が
吸い込まれるように買ってしまいました。

しゃべるし表情変わるし、ストーリーはかわいくて深くて。遺跡は怖くて。
心の底から気に入ってしまったのでした。中でも一番私が気に入っているのは、
ただ歩いているだけで、町の中や草原をうろついているだけで楽しい所です。
意外と動物が多くて、追っかけていてもいいし歩いていてもいいし。
道路を渡るときは車に気を付けて渡ったり。むやみに高いところに登るだけでも
面白かったです。DASHの地下世界で上を見上げたら天井に星空が描いてあったのには
負けました。なんて凄いこと思いつくんだろう。上見上げなかったら
気付いてもらえないかもしれないのに。気が向いたらロールちゃんのぼったくり
じゃなくて。武器改造のために遺跡にもぐって稼いできたり。
メインストーリーである大きな謎を追いかけるのもいい。

クリアしなきゃっていう焦燥感が無いのがいいんです。
何か全部がそこで生活している生活感があるのがステキでした。
DASH2が出てからPS2のゲームソフトもいくつも遊びましたが、やっぱり、
ふとしたときにスイッチをいれてフィールドを歩きたくなるゲームなのです。

続編出てほしいなあ。ストーリーの続き、とても気になります。それと同時に、
もう一度、前よりもっと綺麗になるであろうあの世界でフラッター号の尾びれの
一番上に何をするでもなく突っ立って、ロック視点で景色を見ながら
迫りくる冒険のドキドキ感に心躍らせつつ広い視界を楽しみたいって思ってしまうのです。


 

>河野さんから一言!

ものすごく褒めていただいてありがとうございます!
ゲーム雑誌に情報を載せるのも、 実は結構大変な仕事なのですが、
(写真を撮ったり、資料を作ったり…) こうやって、雑誌で気に入ってくれて
ゲームをやってくれる人がいるので、
頑張ってやらなければいけませんね。

ロールちゃんのぼったくりについて…
ぼったくり以外にも色々と…ロールちゃん
酷いって言われたんですが、私はそういう性格を含め、
ロールを気に入っています。
本当は凄く優しいしロックのことを思ってるんだけど、
メカ作成には妥協を許さない…
いくらお金がかかってもいいものを作ろうとするロール。
結果、ロックがお金集めに苦労することになることに、
ちょっと気がつかない天然系ヒロインですね。
逆に、少ない予算もとんちで乗り切ろうとして
失敗するトロンとは、好対照な感じで…
どちらも捨てがたい魅力があるヒロイン達で
シナリオがかけて幸せです。

 

>石原さんから一言!

フラッター号の尾びれには僕も、プレイ中、何度も登りました。
ぼーっとしたりあの向こうが見えねえかな〜と
ピョンピョンジャンプしてみたり。

ロールとトロンの物作りに対する姿勢って
ドイツとアメリカなんですよね。

 

>種田さんから一言!

ロックマンDASH2で、停泊しているフラッター号によじ登って
まわりを見渡すのは楽しいですよね。
DASH2ではフィールド全般を担当したんですが、
どこをどう見られてもいいようにいろいろ工夫したものです。
限られた処理能力をフル活用しつつ、
それを悟られないように楽しんでもらう。
プログラマー冥利に尽きると言うものです。
こうしてみなさんのメッセージを読むと……
続編を作りたくなりますね。ただ、
「作りたい」だけじゃ作れないのが、厳しい現状なのです。

 
シャイニングレーザーさん
僕が初めてこのゲームをプレイしたのは『2』からでした。
ロックマンはもともと好きだったのですが
DASHはプレイしたことはありませんでした。
でもなんだかパッケージの雰囲気が
かっこよくてついかってしまいました。

そしてプレイしてみると…ナンッじゃこりゃー!?
なんだこの操作性の良さは! 
つーかこのコブンってなんだ!?カ、カワイイ…。
ロックマンてギャグだったっけ!? 
なんかストーリーがはっきりしてるなぁ。いいかんじのストーリーだ。 
いままでのロックマンにはなかった神秘性があっていいねぇ。
この『神』を秘めたロックマンは非常に良いです。

今ではこのゲームが僕のエネルギー源となっています。
今は『1』と『2』でもっていますがそろそろ『3』が発売されないと
僕のライフゲージがゼロになってしまうぅ!
カプコンさん助けてくださいぃー!!
ここで終わるのはスーパーもったいないですよ〜。

ロックマンDASH命です! 命をかけて応援します!!(炎 
だからぼくたちファンの夢を叶えてください! お願いします!!
あ〜これ書いてたらロックマンDASHプレイしたくなってきた〜!!
カプコンさん、ロックマンDASHをつくって頂いて
本当にありがとうございます!!
これからもずっと応援していきます!
DASHの続きをもっとエックスやエグゼのように何本も作ってください!
絶対ブレークしますよ!!
 

>河野さんから一言!

熱い、熱すぎるメッセージです。
このようなメッセージを多数いただいて…
今回正直、大賞を選ぶのが苦痛すぎる感じでした…
え?全部掲載できないの!?
くくく…なんてこと…今回載せられなかっ方々…
すみませんでした。

 

>石原さんから一言!

思ったことを素直に垂れ流している様が楽しくて選ばせて頂きました。
DASH2のパッケージイラストはいいですよね!
とてもドラマチックでワクワクします。

 

>種田さんから一言!

今でもファンの皆さんから続編を望むメールが届きます。
DASHチーム宛に送られたメールは、
DASHチームだった人たちに転送されて全員が目を通しているんです。
ネット上でも、DASHを取り扱ったサイトやDASHについて
言及された掲示板のスレッド等をよく拝見させてもらっています。
今回の「カプコンに一言」でも一番反応があったと聞きました。
今回は8作品に絞らせてもらいましたが、
全てのメッセージをDASHチーム全員で読んでいます。
自分たちが一生懸命作ったモノを
ここまで評価してくれるのはとても嬉しいです。
ですが、今それに応えることができないのは、
非常にもどかしく、申し訳なく思います。

 
 
第1回更新分へ
 
■DASHゲームにまつわる裏話■

>石原さんより
DASH1の企画が練られ始めた頃、僕はバイオハザードのチームにいて、
ちょうど次のバイオ2の制作もスタートし、みんなノリまくっていたところでした。
そんなとき河野さんにDASHの企画書やイメージイラストなどを見せられ
意見を求められたんですが、「こりゃあ楽しくなりそうですね、僕がやりたい
くらいですよ!」と言ったところあっという間に稲船さんにまで
その話がいき、呼び出され、「バイオとロックマンどっちがやりたいのか?」と。
「両方やらせてください」「あほか」、というわけで悩みに悩んでロックマンを
選びました。どちらも同じくらいやりたいのなら続編よりも新規のタイトルのほうが
いいと考えて。バイオのディレクターの三上さんも、作りたいゲームを作らせて
もらえない辛い時代を経てきた人なので、困った顔をしながらも
「思うようにやればいい」と送り出してくれました。ありがたいことです。

開発が本格的に開始した当初、なんと僕がボーンメカを、もう一人のデザイナーの
伊藤君がリーバードをデザインしていました。それはすぐに逆になりましたが、
お互いに得意なところにおさまって良かったと思います。
ちなみにその頃のデザインは当時発売された設定資料集に載ってますよ。

DASH1のグラフィックは今では恥ずかしくてなかなか見る勇気が出ません。
当時としては、初期のPSのゲームによくあったような無機質でぬるっとした
グラデーションのグラフィックが好きになれなくて、
いわゆるアニメ的な、カラッと平面的な映像を目指して画面を作ったんですが、
全然理想に届かずかえって荒さばかりが目立つ結果になってしまいました。

外からも内からも散々に言われました。で、DASH2では雑誌等でも見劣りしないよう
静止画のクオリティをアップさせることが命題となり、しかし使えるポリゴン数は
そんなに変わらないので、ひとつのオブジェクトに多くのポリゴンを使い、
代わりに一度に登場する数を減らす方法をとりました。背景も、あまり遠くまで
映らない地形にして近景をゴージャスにできるよう工夫しています。
嫌だったグーロシェーディング(ぬるっとしたグラデーションのあれですね)も
導入せざるを得なくなったのですが、単純に黒い影をオートで落とすのではなく
手作業でポリゴン頂点ひとつひとつの掛かり方を調整して、色もテクスチャーに
合わせるなどしてなんとか温かみを持たせようとしました。
モーションも、アニメの原画や動画を一枚ずつ描くように、ほとんど1フレーム単位と
いっていいくらいのレベルで組み立てています。

絵的な部分だけ取っても涙ぐましい仕事の結晶であるロックマンDASHですが、
正直言って当時はまさにロックマン冬の時代。プレイしていない方からは
またロックマンかよと敬遠され、昔からのロックマンファンの方からは
こんなのロックマンじゃないと否定され(無理もない)、さらに小さな子たちには
大人が恥ずかしくないようにと考えられたパッケージ(1の)がロックマンで
あることに気づいてもらえず。

不憫なDASH。まるでロックヴォルナットそのものです。
あのままバイオチームにいればボーナスいっぱい貰えただろうなあと
ぼんやり考えることもないこともないのですが(河野さんと呑むたびに謝られます)、
別にそれは悔しくはなくて、自分にとって作ってて楽しかったのは
だんぜんDASHなのです。スタッフが楽しんで作っている雰囲気が
ゲームに出てて微笑ましいなと今でも思いますよ。
・・・いや、ボーナスなんか要らないと言ってるのではなく、むしろそこそこ要るんですが、
いいゲームを楽しく作ってそれがちゃんと売れることが大事なんですよね。

>種田さんより
僕が入社した頃、ロックマンを3Dで動かす研究がされていました。僕自身、3Dの
ゲームの開発がしたくて入社したので、研修後、紆余曲折を経て某3Dゲームの
チームに配属された時にはとても嬉しかったものです。(当時、カプコンからは
3Dゲームが発売されておらず、バイオハザードが発売される直前でした。)
このタイトルは諸般の事情で開発が中止となったんですが、その技術を活かして
新しい別のゲームを作ろうと言う話になり、「ロックマンNEO」(ロックマンDASHの
前身)の企画が上がってきたわけです。

その後、某3Dゲームのスタッフは「ロックマンNEO」チームと、同時期に立ち上がった
「ロックマンバトル&チェイス」チームに組み込まることとなり、僕はバトル&
チェイスの開発に参加しました。ちなみに、ロックマンシリーズ初の3Dゲームは
このバトル&チェイスだったりします。レースゲームにロックマンならではの要素を
盛り込んで面白おかしく仕上げたんですが、開発中にN64のマリ○カートが発表されて
いろんな意味で悶絶したのを覚えています。これはこれで好き放題作らせてもらったし、
かなりぶっ飛んだ内容になってるので、こっそりオススメしておきます。

バトル&チェイスの後、DASH、DASH2、そして鬼武者シリーズと携わってきました。
DASH2でイベントやリーバードの様々なエフェクトを作ったことがキッカケで、
鬼武者シリーズでは、ほぼ全てのエフェクトを手がけることになりました。
最初に携わった某3Dゲームは世に出ることなく消えて行ったわけですが、その開発
技術は後のDASHシリーズの土台として活かされています。またDASHシリーズのノウ
ハウは、バイオハザードシリーズのそれと融合して、鬼武者シリーズにも活かされて
いるわけです。DASHシリーズの雰囲気やテイストは、エグゼシリーズに継承されて
いたりしますね。こうして考えると、カプコンのタイトルのいくつかは、親子や
兄弟のような関係にあるのだなと実感します。

■ファンへのメッセージ■

>河野さんより
今まで累計ですごい数のメールをいただいてきました。もちろん全て目を通し、
すべて保存しています。DASH後も色々ゲームを作ってきましたが、
苦しい時も悲しい時もみなさんのメールが私を勇気付けてくれました。
本当に心苦しいのは、中々みなさんのお声に答える事ができないこと…
でも希望は捨ててませんよ。そういえば、DASHのプロデューサーだった
稲船さんのお子さんが最近DASHをやってくれているそうです
「むっちゃおもしろい!って言ってくれるねん」と嬉しそうに語ってくれました。

昔のスタッフ達も…当時喧嘩もしましたが…また作りたいと言ってくれています。
いつかきっと…なんらかの形で続きを作ることができたらいいな…いや作るぞ!!
(すいません…あくまで私個人の決意でございます…まだ社長に言ってません)
みなさん…これからも応援よろしくお願い致しますー


>石原さんより
熱いメッセージが山ほど届きました。なんとこれまでの最多記録だそうで、
DASHファンのみなさまの変わらぬ情熱とパワーに感激しきりです。
ていうか熱いメールはいまだにDASHまわり(公式サイト)の
DASHチーム宛メールアドレスに毎日のように届いてるんで、
実は毎日感激です。あのアドレス、カプコンHPのあまりに奥深くにあるためか
スパムメールの対象になることもなくひっそり平和に鎮座してます。
エグゼのほうは大変ですが!
種田君も言ってるようにメールはちゃんと元DASHチームのメンバーに
届いていますので、これからもバンバン送りつけてやってくださいね。

DASHまわりも、いつか更新しようと隙を見てはチビチビと
ネタを仕込んでいます。何ヶ月後か何年後か分かりませんが、
あんまり量はないかもしれませんが、お楽しみに。


>種田さんより
ロックマンバトル&チェイス。ロックマンDASH。ロックマンDASH2。
鬼武者。鬼武者2。鬼武者3。10年間で7つのタイトルに携わりました。

知名度や売れ行きでは鬼武者シリーズが圧倒的に上ではありますが、
「代表作は何ですか?」と聞かれれば「ロックマンDASHシリーズと
鬼武者シリーズです!」と答えます。(…バトル&チェイスは?)
多くのファンのみなさんがDASHシリーズをリスペクトしてくれていることを
誇りに思っています。またDASHシリーズの制作で積み重ねた経験は、
鬼武者シリーズでも活かされ、僕自身のスキルの土台となっています。

遊び手にも作り手にも愛されるようなゲーム。そんなゲームをこれからも
作って行きたいです。ひょっとしたら、こうしてメッセージを送ってくれた方々の中に、
将来僕たちとゲームを作っていく仲間がいるかも知れませんね。それも楽しみです。
その時には、是非「ロックマンDASH3」を……と夢見つつ。夢は寝て見るものでは
なく、努力して叶えるものでありたいですね。


 

 
   
   
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