ガチャフォースというゲームは、最近の商業作品には感じられない
挑戦的な志を持ったゲームだと感じた。
製作者が「こんなゲーム作っちゃいました」的な、正直に言えば
かなり狭いゲームと言えるかもしれない。
だが、その志がゲーム内容に関しては限りなくプラスに
働いている事はプレイをしてみれば一目瞭然である。
動かせるボーグの数は極めて多い。これだけでも「ごった煮的」な
楽しさが溢れている。そして、どこかしら懐かしく感じる要素が
てんこ盛りなボーグは動かしているだけでとても楽しい。
この感覚は子供の頃、誰しもが経験する「オモチャ遊び」そのものである。
システム面に関しても、極力理解しやすい様にセッティングされている
のがよく解る。3D視点のゲームは、ともすればカメラアングルや
3D酔いの問題でまともにプレイできない場合もあるが、
この作品は非常に直感的なレイアウトで、不快に感じる場面は全くと
言っていいほど無い。空間把握が難しい3Dでのアクションにも関わらず、
非常にスムーズなプレイが可能なのは流石プロの技。実にお見事としかいいようがない。
カラフルでポップな絵柄は好みの分かれる所だが、トータルデザインとしては
非常にまとまっており、楽しげな世界観を浮き立たせている。
ボーグだけでなくキャラクターも非常に魅力的であり、本作品単体での活躍が
残念に思えるほどだ。
と、褒めちぎってはいるが、良いゲームだけに本来なら気にならない多少の
問題が目に付いてしまうのも残念ながら事実である。
例えば倉庫の使い勝手やウォッチモード不可などがそれに当たるであろう。
しかし、そんな事は圧倒的なゲーム内容の前には意味のない批判だ。
このゲームに対して感じた事は「とにかく面白いゲームだ」である。
個人差はあるとは思うが、自分自身一年間以上もこんな楽しい思いをしながら
プレイできたゲームはなかなかない。もう、とにかく面白い。それに尽きる。
製作者さん達には、いちゲーム好きとして心からお礼を言いたい。
こんな素晴らしくも面白いゲームを生み出してくれてありがとう。
本当にありがとう。願わくば、ガチャフォースの世界をさらに
充実させた作品を生み出してくれる事を切実に願っております。
そして、再びコウ達に遭えた暁には「待たせたな」と言って
ボーグ達と再び楽しく遊びたいと思っています。
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