なお、その名の通り、このゲームは小学館・週刊少年サンデーで大好評連載中の人気漫画“史上最強の弟子ケンイチ”が元となっています。
原作をご存知ない方に簡単に物語を説明しますと、「いじめられっ子の高校一年生・白浜兼一は転校生の美少女・風林寺美羽と出会い、その悪に迷わず立ち向かう姿に強く憧れ、自らも強くなる為に武術の達人が集う“梁山泊”へ入門する。そこで達人たちによる厳しい修行の日々を過ごしながら、自分なりの真の強さを求めていく、本格格闘アクションストーリー。」というものです。
この企画のお話しを頂いた時、まず隅々まで原作を読んでみたのですが、かなり設定が細かく練ってあり、ゲームにするならばどのような形にするか色々と迷いました(初めは学園アドベンチャーもの、なんて案もありました…)。ですが、やはりこの設定を生かすにはカプコン王道の対戦格闘しかない!と思い制作を始めた経緯があります。
さらに、幸いにもスタッフに原作を読んだことのある人間が多数いたので、各個人の思い入れも強く、モチベーションも高く制作できて、一番表現したいと思っていた原作の熱さは十二分に作品に伝わったと思います。
また、肝心のゲームシステム部分についても、漫画やアニメから興味を持って頂いた、格闘ゲームをあまりやったことのない方から、カプコンの対戦格闘という部分を楽しみにして下さっているヘビーユーザーの方まで幅広く遊べるよう設計しました。
慣れない人でも簡単なボタン操作で原作の技を再現できますし、猛者の方たちには、三竦みを駆使した高度な読み合いからのコンボ技など、多彩な駆け引きが楽しめると思っています。(CPUの一番強い設定だと、かなり歯ごたえがあるかと思います…)
さらに、監修としては、かなり原作者の松江名俊先生に協力を頂きました。
パッケージ用のイラストや、ゲームのキャラクターセレクト用のイラストなどの描き下ろしはもちろんのこと、使用した一枚一枚の絵も監修して頂いたり、3Dモデルの表現、オープニングアニメの絵コンテアイデアなど、ほとんど先生と二人三脚で創った部分もあり、かなりクオリティの良い物が出来ました。なお、この辺りのやり取りは、ゲーム内取扱説明書にあるコミック(なんと、これも描き下ろし!)に詳しく描いてありますので、是非ゲームを購入して見ていただければと思います。
最後に、制作側としては、純粋に対戦格闘として面白いものを作れたと感じております。ゲームとしての面白さを味わって頂きつつ、また、ゲームで再現された「ケンイチ」の世界観の中で、原作ならではの雰囲気、空気感などが皆さんに伝われば良いなと思っています。
史上最強の漫画の、史上最強の対戦格闘ゲーム。
長くなりましたが、それでは、皆様、どうぞお楽しみだくさいませ!
>> PS2『史上最強の弟子ケンイチ 激闘!ラグナレク八拳豪』公式サイト
