今回の制作は駆け足で、かなり苦労しました。昨年末に会社に企画立案と開発申請を行い、すぐにGOサインが出たので、年明けからつくり始めました。Wiiの開発機材をチームスタッフに渡して言った言葉は、
「すみません、一週間でハードの研究を終えてください(苦笑)」
優秀なスタッフは面くらいながらも、一週間後には何とかWiiを扱えるようになっていました。
「それでは次の一週間でだいたい移植して、さらにその次の二週間で新しい操作系を放り込んでチェックしましょう。あとPS2版の移植も始めましょう」
またもや優秀なスタッフはマシーンのように働き(もちろん私も入れてですよ)、三週間後にはほぼ製品版に近い形の物が出来上がり、PS2版の移植も何とかメドがついていました。
「じゃあ後は細かい所を詰めていきましょう。PS2版の移植は出来るだけGCのデータに置き換えて、一番良いクオリティで動くようにしましょう。後は何だかんだ、そこがそうなって、あれをこうして、これをああする、それはよしなに・・・」
そして2月末からはバグチェックを始め、3月の頭からは海外版にも着手しました。その間にPVを制作し、プロモ展開を始め、たくさんの並行作業をこなしながら、4月末にはゲームの制作はほぼ終了していました。
移植と言えど、10人足らずのチームスタッフでこの期間では、かなりハードでしたね。今風に言うと「俺達は最初からクライマックスだぜ!」といったところでしょうか(笑)
頑張ってくれたチームスタッフには、本当に感謝したいと思います。
ゲームについては、かなり良い出来になったと思います。元が神ゲーと呼ばれるすごい代物ですから、それにマイナスを与えることなく、プラスの方向に持っていくように気を配って制作しました。GC版とPS2版をやりこんだ方でも、もう一度ハマってもらえると思います。
手前味噌ですが、私もつくりながら中毒のようにハマってしまいました(苦笑)
もちろんバイオシリーズが久しぶりの方、バイオハザードが初めての方も、ぜひ遊んでみてください!それぞれの好みや腕前に合わせて楽しめるように、色々と調整や気配りを施しています。
Wiiという新しいハードで、新しいバイオハザードを楽しんでいただけましたら、こんなに嬉しいことはない・・・(アムロ風)
あとバイオ4ファンの方には嬉しいウル技(古っ!大関級?)を入れていますので、もしよろしければ探してみてください。ウソ技じゃありませんよ!(笑)
>> Wii『バイオハザード4 Wii edition』公式サイト
