ミッシングリングがつながるSTORY
今回STORYやファイルなども無理やり担当させてもらったのですが、僕自身バイオが好きなのでバイオハザードの世界を壊さないように、かなりこだわって、話を作らせてもらいました。
バイオハザードはそれぞれ担当ディレクターの個性が出ているシリーズで、ストーリーもそれぞれテイストが違ううえ、さらに複雑に絡み合っています。今回はそれをなるべく一つの世界として整理しなおし、新たなストーリーで世界を結合させてみました。今までのミッシングリングをできるだけ埋めたつもりですが、いかがでしょうか?銃撃の合間に展開を楽しんでください。そしてファイルを読んで世界を補完、広げてもらえるとうれしいです。
ドラマを感じさせるキャラクター
今回は歴代のキャラクターがたくさん登場します。アンブレラの物語を語っていく上で多くの主人公たちの群像劇を描きたかったのですが、そこで気を使ったのがキャラクター造形です。まず前作との違和感がないこと、その上でドラマ、物語が伝わるように設定、セリフ、デザインに気を使いました。
なのでレベッカは血まみれで、エイダは包帯姿だったりします。カルロスの新モデルの顔にも気を使いました。一見しただけでそこにドラマがつたわったらなと願いをこめて。
元々、バイオのキャラクターを僕はあくまでもホラーの主人公だと考えていまして、必要以上に主義主張やドラマ性を強調していません。それは前の作品からも感じられたので踏襲しました。だからこそ、雰囲気で感情がつたえられたらなとこだわってみました。要は各キャラがカッコ良くて、かわいかったら良いということなのですが。そんな雰囲気はムービーとかに出ていると思います。
バイオハザードのテンポ
今度はゲーム性に関してですが、一番ゲームのテンポをどうするかに苦労しました。既存のガンシューティングというジャンルがあり、そこには時代とともに形成された文法があります。そういう文法の重大さは格闘ゲームでもさんざん学んだところでもあります。
既存のガンシューのテンポですがかなり速いんですね。ゲームセンター中心で作られたエンターティメントなので1分の中にどれだけ興奮を押し込めれるかという構造になっています。バイオハザードが今まで持っていた、次の角に何が潜んでいるのかというゆったりした恐怖のテンポとまったく違います。そのどちらをとるのかかなり悩みました。
結局、僕の中で何よりもバイオハザードが大切だったので、ホラーのテンポでゲームを組み立てていきました。それでも間を持たせるためにいろいろ工夫しています。敵がいないときも壊せるオブジェクトの設置や、挿入されるキャラクター同士の会話などです。この結果、納得できる形に仕上がったのではないでしょうか。
そんなこんなでバイオハザードを感じさせるガンシューティングが形になりました。お時間があれば、ぜひ味わってみてください。簡単操作なので気軽に楽しめます。
ちょっと難しいな、行き詰まったなと思ったら誰かを部屋に呼びましょう。二人プレイが可能なので、二人で戦えば道は開けます。寒くなってきていますが部屋はすぐに興奮で温まっていきます。来てくれたのが女の子なら尚嬉し。。。
その上で細かなこだわりが伝わると開発者冥利につきます。
ではでは。

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